競売トラブル。貸していた土地が競売に!<地主側の方針> 埼玉県春日部市、国道16号線沿い 株式会社だるま不動産TEL.048-662-9440
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競売トラブル。貸していた土地が競売に!<地主側の方針>

登場人物
底地権者(地主さん)  寺原 康二郎さん
借地権者 安田 進氏

地主側の方針

 翌日、当社に執行官から借地権の内容(契約期間・地代の支払い状況など)について問い合わせがありましたので、照会に対応するとともに、こちらからも競売手続きの進行段階について確認させていただきました。
 ちなみに今回の物件内容は以下のとうりです。

 所在:板橋区常盤台○丁目○番○号
 借地面積:約180u(54.45坪)
 建物種類:居宅
 建物面積:1F108.92u 2F107.15u
 借地権者:安田 進

 裁判所に確認した進行段階からすると、残り4ヶ月程度で競売に出されることになりそうです。そこで寺原氏に対し今後の方針について下記の内容でご提案させていただきました。

  1. 借地は地代も安く資産の運用効率としては良くないので機会があれば借地権を買い戻し、アパートを作るなりしたほうが運用効率は良くなる。極端な話駐車場であっても今よりは効率が上がる(この内容については以前からお勧めしていました)
  2. 任意売却で買うにしても、競売で落札するにしても、借地権付建物の名義変更は地主の承諾が必要であり、事前に承諾を得ていない限り第三者が購入することは基本的に難しく相対的に地主側は有利である
  3. 上記の理由から任意売却か入札において購入することを基本方針としたい
 寺原氏としても、買戻しについて以前から考えていたともあり、金額次第だが安全に購入できるなら前向きに検討したいとのお返事をいただき、早速この方針で動いていくことになりました。

 まずは借地権者である安田氏に会ってみないことには話になりませんので、面談を求める手紙を出すことから行動開始です。

>>借地人との交渉につづく

競売ドキュメント「競売トラブル。貸していた土地が競売に!」

  1. 突然
  2. 地主側の方針
  3. >>借地人との交渉<<
  4. 地主側の対応
  5. 競売の公示
  6. 入札価格の検討
  7. 開札そして明け渡し交渉
  8. 合意書の作成
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2024年12月9日(月)